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その腰痛、放っておいて大丈夫?!
このような症状でお困りの方はいませんか?
・長時間座っていると腰が重だるい
・歩くと腰に痛みが出る
・中腰や前かがみの姿勢が辛い
・動き出しの時に腰に痛みが出る
・重たい物を持つのが辛い
・脚に痺れや張り感がある
皆さん、こんにちは!高崎LA整骨院.整体院です。
今回は「腰痛を放っておくと、、」についてお伝えさせて頂きます。
今腰痛を抱えていてあまり治療やケアができていない、何をすれば良いのかわからないというお悩みを抱えている方に、腰痛を放っておくとどうなってしまうのか、またケアやトレーニングを少しでもお伝えできたらなと思います。
そもそもなぜ腰痛が起きるのか?
そもそもなぜ腰痛は起きるのでしょうか?皆さんの周りにも「腰が痛い」と嘆いている方は多くいるかと思います。日本全国に腰痛のある人は3000万人ほどいると言われており、国民病と言われるほど悩みを抱えている人が多い症状です。さらに生涯有病率は8割を超えると言われており他人事にはならないことがほとんどだということが分かります。※1 では、なぜこれだけの多くの方が腰痛を抱えているのでしょうか?
それは、そもそも人体の構造状に腰痛が起こりやすい原因があるからです。
腰は人の上半身と下半身の繋ぎ目にあり人の身体を支えているとても重要な部位です。そして重要であるとともに、とても負荷がかかりやすいと言えます。
腰にかかる負荷として大きく2つあります
まず1つ目が上半身の重さです。
腰の骨である腰椎は背骨の1番下の部分にあり上半身の重さを支えています。この重さは横になっている時以外は常にかかり続けています。座っている時も立っている時もかかり続けており1日の大半は腰椎に負荷がかかっている状態だと言えます。
2つ目が下半身の負荷です。
腰は下半身への負荷を受け止める働きがあります。人は歩いている時に腰あたりに体重の3〜4倍ほどの重さがかかっていると言われています。体重60キロの人だと240キロ程の重さになります。これが階段の登り降りになると体重の6〜8倍ほどになります。このように日常生活での動作でも腰にはとても負荷がかかっているのです。
このように腰は上からも下からも大きな負荷を受けているため、腰の痛みをうったえる人が多くなるのは当然といえます。
ただこのように人の構造状負荷がかかりやすいとして、なぜ腰痛のある人とない人がいるのでしょうか?
※1参考文献 日本人勤労者を対象とした腰痛疫学研究
腰痛が起こりやすい人
1体のゆがみ
体にゆがみがある人は腰痛が起こりやすくなります。
体にゆがみがある人は、姿勢に影響を及ぼし、正常なバランスを保てなくなります。体のバランスが悪くなると腰の一定の部分に負荷がかかり続けてしまいます。それにより、腰椎が変形してしまったり、軟骨がすり減るということがおきます。また歪みがあると筋肉がどんどん硬くなり、柔軟性が失われていきます。筋肉が硬くなると負荷を分散することができなくなってしまい腰に大きな負荷がかかってしまいます。このように体にゆがみがあると、腰への負担が大きくなり、腰痛を引き起こしやすくなってしまうのです。
ゆがみは普段の日常生活の習慣やちょっとした癖でも起こります。座っている時の姿勢や、足の組み方、歩きの癖、荷物の持ち方など、些細なことも原因になり得ます。このような習慣や癖は一見大したことないと思われますが、これが10年20年とどんどん重なっていくことによって、少しずつ少しずつ歪みをおこしてしまうのです。ですのでまず普段の生活から見直していくことも大切になってきます。
2筋力の低下
筋力の低下は腰痛と深く関係があります。特にインナーマッスルの筋力低下です。インナーマッスルとは、体の奥深くにあり、見た目で働いていることを確認することは難しいです。ですが姿勢の保持や体の動きに深く関わっています。いわば、コルセットのような役割をしています。このインナーマッスルの働きが弱まることで、体にゆがみが起き、元々負担がかかりやすい腰にさらに負担がかかってしまうのです。筋力の低下は、25~30歳頃から始まると言われており、年齢を重ねるとともに進行していきます。さらに、運動習慣がない人は筋力の低下がますます進んでいくでしょう。筋力が年々低下していくとともに、腰への負担は増加していきます。
体のゆがみと筋力の低下は年齢をかさねるごとに進行していきます。なので今の腰の痛みを放置していると、年月を重ねるごとに痛みが強くなり、悪化してしまう可能性はどんどん増していきます。
腰痛を放置すると
腰痛を放置していても、基本的には良くなりません、一時的に良くなったとしても、また繰り返し起こってしまうことがほとんどです。なぜかというと、それは原因がなくなっていないからです。治らないで今の状態を維持していればまだ良いですが、悪化してしまうと痛みが強くなったり、他の場所を痛めたりととても辛い状態になります。最悪の場合ヘルニアや脊柱管狭窄症といった診断されてしまうこともあります。ヘルニアや脊柱管狭窄症の状態になると、治療の難易度があがり、完治までに長い期間かかることになります。
ヘルニアとは
ヘルニアとは正式名称「椎間板ヘルニア」と言い、背骨の椎骨と椎骨の間にある椎間板が飛び出てしまった状態を言います。椎間板はクッション材のような役割をしている軟骨で、椎骨に負荷がかかり、骨と骨の間が狭まることで後ろに飛び出してしまいます。この椎間板が外に飛び出したときに、その一部が近くの神経にぶつかり、腰や脚に強い痛みや痺れを引き起こします。椎間板ヘルニアは腰の第4〜第5腰椎に起こることが多く、30〜50代の男性によく見られます。重たいものを急に持ち上げた時や、前屈みの姿勢で痛みが強く出ます。また痺れが腰から足にかけて広範囲で起こる坐骨神経痛や脚に力が入らないという、症状も見られます。最悪の場合、全く歩けなくなってしまうこともあります。ヘルニアは自然治癒が見込まれると言われていますが、実際は10年20年治らない方や何度も痛み痺れを繰り返しているという方がほとんどです。
脊柱管狭窄症とは
脊柱管狭窄症とは、脊髄の神経が通る脊柱管が狭くなってしまう病気のことです。脊柱管は背骨の後側にあり、椎間板の変性や腰椎の歪み、靭帯の肥厚などにより狭窄されます。脊柱管狭窄症は年齢を重ねるごとに発生する確率が高くなり、60歳〜70歳代に多く見られます。ヘルニアと同じく腰痛や脚にかけての痺れが見られやすく、特に歩いていると痺れが強くなり、休み休みでないと、歩けない状態になります。また腰を後ろに反ると痛み痺れが非常に強くなり、とても辛い症状です。症状がひどい場合には手術をすることにもなります。
腰痛を放置していると、このような「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」などになってしまうこともあり、症状が今よりもさらに強くなってしまう可能性が非常に高いです。ここまで悪化してしまうと、お仕事や普段の日常生活にも大きく影響を及ぼし、かなり辛い状態になってしまうので、この状態になる前に治療やケアをしていくことがとても大切になってきます。
腰痛予防・ケア
ここで、簡単にできる腰痛の悪化を予防するためのトレーニングをお伝えしたいと思います。
それがドローインです。
ドローイン
ドローインはお腹を使った呼吸のトレーニングで1日5分短い時間でできます!ドローインはインナーマッスルを鍛えることができ腰痛予防や改善に効果があるので是非やってみましょう!
やり方
ステップ1 仰向けに寝て、膝をたてます。
ステップ2 お腹に指をあてます。
ステップ3 お腹の膨らみを感じながら息をゆっくり3秒で吸います。
ステップ4 お腹に力が入っていることを確認し ながら8〜10秒ほどで息を吐き切ります。
限界まで吐ききりましょう!
これで1セットです。まずは1日に5回から始めてみましょう!なるべく肩や背中に力が入らないように注意して、お腹を意識しないようにしましょう。
トレーニングは1日やっただけでは効果はあらわれません。できるだけ毎日続けましょう。継続することはなかなか大変ですが、今やるかやらないかで、今後大きく変わってくるのでまずは、1日5回から頑張ってみましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?「腰痛を放っておくと、、、」について少し知って頂けたでしょうか?腰の痛みは放っておいて良いことは絶対にありません。腰痛の治療やケアに少しでも前向きになって頂けたらとても嬉しいです。腰痛のケアとして、まずはドローイン1日5セットからやってみましょう!毎日続ければ必ず効果がでてきます。
高崎LA整骨院.整体院では患者様1人1人のお悩み、ご不安に真摯に向き合っていきます。もし今、腰の痛みを抱えていて、どうすれば良いのかわからない、困っているという方は当院にお気軽にご相談ください!
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