腰がギクッとなる方は要注意!|L.A.整体・整骨院 高崎院|交通事故治療・むち打ち・腰痛

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腰がギクッとなる方は要注意!

腰がギクッとなる方は要注意!

腰がギクッとなるのはヘルニアかも?

腰痛 ギックリ腰

こんにちは!L.A.整体・整骨院 高崎院です!

「何気ない動作で腰がギクッとなった」「腰を曲げた瞬間、ズキッと痛みが走った」そんな経験はありませんか?
この症状、もしかすると腰椎椎間板ヘルニアが関係しているかもしれません。特に慢性的な腰痛を抱えている人や、デスクワークが多い人は要注意です。

腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛だけでなく、足のしびれや歩行困難を引き起こすこともあるため、早めに原因を理解し、適切な対応を取ることが重要です。
今回は、腰椎椎間板ヘルニアの発生メカニズムや、腰がギクッとなる理由、症状の進行パターンなどを、最新の研究論文や医学的見解を交えながら詳しく解説します。

 

〇 腰椎椎間板ヘルニアとは?

ヘルニア 腰痛

背骨(脊椎)は、椎骨(ついこつ)という骨が積み重なってできており、それぞれの間に「椎間板(ついかんばん)」というクッションの役割をする組織があります。

この椎間板は、外側の硬い「線維輪(せんいりん)」と、内側のゼリー状の「髄核(ずいかく)」で構成されており、背骨の衝撃を吸収する重要な働きをしています。

しかし、加齢や姿勢の悪さ、長年の負担により、この椎間板が変形し、中の髄核が外に飛び出してしまうことが あります。
これが「腰椎椎間板ヘルニア」です。

 

〇 ヘルニアになる主な原因

腰椎椎間板ヘルニアは、腰に過度な負担がかかることで発症しやすくなります。

① 長時間の座り姿勢

長時間座りっぱなしのデスクワークや運転は、腰にかかる圧力が増加するため、椎間板に負担がかかりやすくなります。特に、猫背や前かがみの姿勢が続くと、椎間板の後方へ圧力がかかり、髄核が後ろへ押し出される原因となり飛び出しやすくなります。

② 重いものを持ち上げる動作

腰を曲げた状態で重い物を持ち上げると、椎間板に強い負荷がかかり、ヘルニアが発生しやすくなります。特に、腰をひねる動作が加わると、さらにリスクが高まります。

③ 加齢による椎間板の変性

年齢とともに、椎間板の弾力性が低下し、もろくなるため、ちょっとした負担でも髄核が飛び出しやすくなります。

④ 運動不足や筋力低下

腰を支える腹筋や背筋などの体幹の筋力が弱いと、椎間板に直接負担がかかるため、ヘルニアのリスクが高まります。

 

〇腰椎椎間板ヘルニアの症状

ヘルニアの症状は、飛び出した椎間板がどの神経を圧迫するかによって異なります。

 主な症状

腰の痛み(急な痛み or 慢性的な痛み)
坐骨神経痛(お尻や太もも、ふくらはぎのしびれや痛み)
長時間立ったり座ったりすると痛みが強くなる
足の筋力低下(力が入りにくい、歩きにくい)
ひどい場合は排尿・排便障害を伴うことも

特に注意が必要なのは、足の力が入りにくくなったり、排尿・排便障害が現れた場合です。
この場合は、神経が強く圧迫されている可能性があるため、すぐに医療機関を受診する必要があります

 

腰を動かした際に「ギクッ」とした痛みを感じる主な原因として、以下のような生理学的メカニズムが関係していると考えられます。

① 神経の圧迫による一時的な機能低下

椎間板ヘルニアが神経を圧迫すると、その神経が支配する筋肉の動きがスムーズにいかなくなります。すると、腰を動かしたときに一瞬、神経の伝達がうまくいかず、「ギクッ」とした違和感や強い痛みが生じるのです。

これは、まるで電気の流れが一瞬途切れるようなもので、急な動作で神経が圧迫されることで、筋肉の動きにブレーキがかかる現象ともいえます。

 

② 筋肉の防御反応(スパズム)

ヘルニアによる神経の圧迫が長引くと、腰周辺の筋肉が異常に緊張し、硬直する「筋スパズム」が発生することがあります。
これは、身体が「これ以上の負担をかけないように」と防御反応を起こし、筋肉を過剰に収縮させることで、腰の動きを制限するためです。

この筋スパズムが発生すると、急に腰を動かそうとしたときに、ギクッとした激痛が走り、その場で動けなくなることがあります。

 

③ 腰椎の不安定性

ヘルニアが進行すると、腰椎の安定性が低下し、関節が不安定になることがあります。特に、長時間同じ姿勢を続けた後や、急に体を動かしたときに、腰椎が瞬間的にズレるような感覚が起こることがあります。

このとき、関節のズレを補正するために、筋肉や靭帯が過剰に働き、ギクッとした痛みが生じるのです。

また、腰椎の不安定性がある場合、関節の動きがスムーズでなくなり、普段の動作の中で急に「引っかかる」ような感覚が生じることもあります。

 

④ 炎症の影響

ヘルニアによって神経が圧迫されると、その周囲に炎症が起こることがあります。この炎症が進行すると、神経がさらに敏感になり、少しの刺激でも強い痛みを感じやすくなるのです。

特に、朝起きたときや長時間座ったあとに急に動いたときに、腰がギクッとすることが多いのは、炎症が一時的に強まるためだと考えられます。

 

 ヘルニアによる「ギクッ」が悪化するとどうなる?

腰のギクッとする症状を放置すると、次のような問題が発生する可能性があります。

慢性的な腰痛に移行(神経圧迫が続くことで、痛みが長期化)
足のしびれが強くなる(神経がさらに圧迫されると、しびれや麻痺が進行)
歩行障害(足の力が入りにくくなり、歩き方に違和感が出る)
排尿・排便障害(ごくまれに、神経の圧迫がひどくなると、膀胱や腸の機能に影響が出ることも)

坐骨神経 腰痛 ヘルニア 狭窄症

坐骨神経 腰痛 ヘルニア 狭窄症

このように、単なる「ギクッ」とした違和感や痛みでも、放置すると深刻な症状につながる可能性があります。

〇 椎間板ヘルニアの診断方法

腰椎椎間板ヘルニアは、医師による問診と画像診断(MRI・CT)を組み合わせて診断されます。

① 問診・身体検査

  • どんなときに痛むのか?(動作による痛みの変化)
  • しびれはどこに出ているのか?(神経の圧迫部位の特定)
  • 足の力が入りにくいか?(筋力低下の有無)

などの問診に加え、**神経反射テストや、脚を上げたときの痛み(SLRテスト)**などを行います。

② 画像検査(MRI・CT)

  • X線(レントゲン)骨の異常がないか確認
  • MRI(磁気共鳴画像)椎間板の変形や神経の圧迫の程度を詳しく確認(最も有効な検査)
  • CT(コンピュータ断層撮影)骨や椎間板の詳細な構造を確認

〇椎間板ヘルニアの予防

  1. 正しい姿勢を維持する

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による猫背は、腰や首に負担をかけるため、意識的に背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つことが大切です。また、座る際には深く腰掛け、背もたれを利用すると良いでしょう

  1. 適度な運動を習慣化する

筋力が低下すると、腰椎や骨盤を支える力が弱まり、ヘルニアのリスクが高まります。特に、体幹(コア)を鍛えるトレーニングが有効です。例えば、プランクやスクワット、腹筋運動などを取り入れることで、腰への負担を軽減できます。

  1. 重いものの持ち方に注意する

重い荷物を持ち上げる際は、膝を曲げ、腰を落として持ち上げるようにすると、腰椎への負担が軽減されます。また、無理な姿勢で持ち上げることは避けましょう。

  1. 生活習慣の改善

過度な体重増加は腰への負担を増やすため、バランスの取れた食事を心掛け、適正体重を維持することが大切です。また、喫煙は椎間板の血流を悪化させるため、禁煙することも予防につながります。

これらの習慣を意識することで、ヘルニアの発症リスクを下げ、健康的な生活を維持することができます。

 

まとめ

「腰がギクッとなる」症状の裏には、腰椎椎間板ヘルニアによる神経圧迫や、筋肉・関節の防御反応が関係していることが多いです。

特に、長時間のデスクワークや無理な動作を続けると、神経の圧迫が悪化しやすく、腰の動作に影響を及ぼします。

もし、ギクッとする症状が頻繁に起こったり、足のしびれや力が入りにくいと感じる場合は、早めに整形外科等の医療機関で診てもらうようにしましょう。

腰は一度ダメージを受けると治りにくい部位なので、違和感を感じたら早めにケアするよう心がけることが大切です。 

L.A.整体・整骨院 高崎院では腰痛や腰の不安感でお悩みの患者様が多く通院しており、通院や生活指導をしっかり頑張っていただくことで、症状が改善した実績が多数ございます。

上記症状でお悩みの方はぜひご相談ください!

〇 参考文献

  1. 日本整形外科学会「腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン」
  2. 「腰椎椎間板ヘルニアの保存的治療法とその適応」
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/yotsu/9/1/9_1_102/_pdf/-char/ja?utm_source=chatgpt.com
  3. 厚生労働省「腰痛の予防と対策」

 

L.A.整体・整骨院 高崎院で行う施術の流れ

①丁寧な問診と検査

一般的な治療院では、患者様のお話をサラッと聞き、そのままササっと施術に入ってしまう院も少なくないと聞きます。

しかしL.A.整体・整骨院では、症状とお悩みに合わせた最善の解決策を見つけるために、施術に入る前にヒヤリングと検査に、しっかりと約30分前後の時間をかけております。

これによりギックリ腰によるあなたの悩みの原因を見逃すことなく、原因となっている部分に適切にアプローチできるようになるのです!

②ご説明

全てをお任せしていただくことは嬉しいことですが、どんなに素晴らしい治療でも悪化させる要因があれば繰り返してしまう可能性は高くなります。ですのでまずは、ご自分のお体の状態を知っていただきます。理由は「施術家」と「あなた」が一緒に良くしよう!と思えない限り改善の効果は見込めないからです。

③施術

長年の経験と施術の積み重ねによりLA整体・整骨院が作り上げた独自の骨格矯正で、身体の土台となる骨盤や骨格を綺麗な状態に整えます。特に痛みの原因となりやすい骨格や骨盤の状態を整えることで、身体に余計な負担がかかることなく、身体全体の血行なども改善され筋肉も柔らかくなります。これにより元の痛みが取れるだけでなく、痛みが再発しにくいお身体を手に入れることができるのです。

④症状ごとに合わせた電気治療をご提案

来院された際は痛みが強く、筋肉や骨盤の関節に炎症を起こっている場合がほとんどです。

LA整体・整骨院では、患者様の症状に合わせて使える電気治療器をご用意しております。症状に合わせた適切な電気治療により炎症を抑え、筋肉にも柔軟性を取り戻していきます。これにより筋肉の炎症が抑えられ、痛みが一気に引いていくことが分かると思います!

⑤施術後の変化を確認

LA整体・整骨院の施術では1回でも大きく変化が出ることも珍しくありません。

施術後には、患者様と一緒にれくらい状態が変化しているのかをチェックしていきます。

⑥お身体の状態説明と、今後の治療計画のご提案

一通りの施術が終了しましたら、最後に施術後のお身体の状態変化の具合を踏まえたお身体の状態の説明をさせて頂きます。

さらに今後の施術の見通しや通院計画なども分かりやすくご説明させて頂きます。

 

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