整骨院の先生から見た、坐骨神経痛になりやすい人の特徴|L.A.整体・整骨院 高崎院|交通事故治療・むち打ち・腰痛

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整骨院の先生から見た、坐骨神経痛になりやすい人の特徴

整骨院の先生から見た、坐骨神経痛になりやすい人の特徴

こんにちは!L.A.整体・整骨院 高崎院です!

寒い日が続いておりますが、この時期は身体が冷えやすく腰痛の症状に悩まされる方が非常に多いです。

その腰痛を説明していく上で非常に重要なキーワードになってくるのが坐骨神経痛です。

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫または刺激されることで生じる痛みやしびれが特徴です。

坐骨神経痛の症状と原因について書いた記事もございますのでぜひご参照ください。

以下に、坐骨神経痛になりやすい人の特徴について説明していきます。

 

1.職業的要因

・長時間座る職業

腰痛 作業 仕事 デスクワーク

デスクワークや運転業務など、長時間座り続けることで坐骨神経が圧迫されやすいです。

長時間の座位が腰部への圧力を増加させ、坐骨神経痛のリスクを高めると言われています。

 

・重い物を持つ作業

腰痛 作業 仕事

建設業や引越し作業など、繰り返し腰に負担をかける職業は、椎間板ヘルニアや神経圧迫を引き起こしやすいです。

 

1.1対策について

【正しい姿勢を保つ】

座るときの姿勢

骨盤を立てる: 骨盤を後ろに傾けず、ニュートラルな位置に保つ。

・背中をまっすぐに: 背中を椅子の背もたれに密着させ、猫背や反り腰を避ける。

・足を床にしっかりつける: 膝の角度が90度になるように調整。

・肘をリラックス: 肘は机に置いて、肩を緊張させない。

 

【座り方を工夫する】

クッションの活用

・座骨の圧力を分散するために、ドーナツ型クッション姿勢矯正用クッションを使用すると効果的です。

・ランバーサポート: 腰椎の自然な前弯をサポートするクッションを椅子の背もたれに置く。

椅子の高さを調整

・椅子の高さを調節し、太ももが床と平行になるように座る。

・足が床に届かない場合は、足台を使ってもよいです。

 

【定期的に立ち上がる】

25分座る→5分立つ・動いたりを繰り返す。

・1時間ごとに軽いストレッチや歩行を行うことで、血流を促進し、神経への圧迫を軽減できます。

 

2.姿勢や身体の使い方

悪い姿勢

長時間の猫背や不良姿勢は、腰椎に負担をかけ、坐骨神経痛の原因となりやすいです。

骨盤後傾や腰椎前弯の減少が神経圧迫のリスクを高めると言われています。

 

柔軟性不足

股関節やハムストリングスの柔軟性が低いと、坐骨神経周囲の筋肉に過剰な緊張が生じやすいです。

2.1.股関節のストレッチについて

ここからは高崎L.A.整体・整骨院でも患者様に行っていただいているストレッチ法などをご紹介します。

【バタフライストレッチ】

やり方

1.床に座り、両足の裏を合わせて膝を外側に倒します。

2.手で足首を持ち、背筋を伸ばしたまま上体を前に倒します。

3.股関節の内側が伸びるのを感じながら20~30秒キープ。

 

ポイント

・背中を丸めないように意識。

・無理に膝を床につけようとせず、自然に伸ばす。

 

【ハーフピジョンストレッチ

ストレッチ 腰痛 トレーニング

やり方

1.四つん這いの姿勢から片脚を前に出し、膝を90度近く曲げます(膝と足首を床に置く)。

2.もう一方の脚を後方に伸ばし、骨盤を前に倒すようにします。

3.背筋を伸ばしたまま、上体を床に近づけ20~30秒キープ。

 

ポイント

1.股関節の外側が伸びるのを感じる程度に留める。

2.痛みがある場合は無理をしない。

 

2.2.ハムストリングスのストレッチについて

【シーテッドハムストリングスストレッチ】

ストレッチ 腰痛 トレーニング

やり方

1.床に座り、片脚を前に伸ばし、もう片方の足を曲げて内側に引き寄せます。

2.背筋を伸ばしたまま、前に伸ばした脚のつま先に向かって手を伸ばします。

3.太ももの裏が伸びるのを感じながら20~30秒キープ。

 

ポイント

・深く呼吸しながら行う。

・膝を完全に伸ばさなくてもOK。

【スタンディングハムストリングスストレッチ】

ストレッチ 腰痛 トレーニング

やり方

1.片足を椅子や台の上に置き、つま先を上に向けます。

2.背筋を伸ばしたまま、骨盤を前に傾けて体を前に倒します。

3.太ももの裏にストレッチを感じながら20~30秒キープ。

 

ポイント

・背中を丸めないように意識。

・支える足に力を入れすぎない。

 

【ダウンドッグストレッチ】

ストレッチ 腰痛 トレーニング

やり方

1.手と足を床につけ、体をV字型にします。

2.かかとを床に近づけ、膝を軽く伸ばしながらハムストリングスを伸ばします。

3.20~30秒キープ。

 

ポイント

・肩をリラックスさせる。

・膝を無理に伸ばさず、自分に合った範囲で行う。

 

ストレッチのポイント

呼吸を意識する

ストレッチ中は深くゆっくりと呼吸を続け、リラックスを促します。

無理をしない

痛みを感じるほどの強いストレッチは避け、心地よい伸びを感じる範囲で行いましょう。

継続する

1日1回、毎日行うことで柔軟性が向上します。

L.A.整体・整骨院 高崎院はご自宅でのセルフケアでストレッチや運動を宿題という形で出させていただくことで症状の早期改善をはかっています。

 

3.体型と体重

肥満

体重が増えることで腰椎や仙骨にかかる圧力が増加し、神経圧迫のリスクが高まります。

 

筋力不足

体幹や腰部周囲の筋肉が弱いと、腰椎への負担が増えやすくなります。

 

4.年齢

中高年層

加齢に伴う椎間板の変性や腰椎の変形が坐骨神経痛のリスクを高めます。

40~60代の人に坐骨神経痛の発症が多いと言われています。

 

5.性別

女性

妊娠中の女性は、骨盤の形状変化や体重増加、ホルモンバランスの影響で坐骨神経が圧迫されやすいです。

妊娠中の女性の約50%が坐骨神経痛のような症状を経験すると言われています。

 

6.過去の腰部疾患の履歴

過去に椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症を経験した人は再発リスクが高いです。

 

6.1.椎間板ヘルニアによる影響

【神経圧迫が続きやすい】

椎間板ヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア)は、椎間板の一部が突出し、近くの神経を圧迫することで坐骨神経痛を引き起こします。

ヘルニアの再発: 手術や保存療法で一時的に改善しても、再び椎間板が突出する可能性があります。

神経の感作: 一度圧迫を受けた神経は、回復後も敏感になり、軽微な刺激でも痛みを感じやすくなります。

【炎症による神経の過敏化】

椎間板の髄核が神経周囲に漏れ出すと、炎症性サイトカイン(IL-6、TNF-α)が放出され、神経が過敏化します。

その結果、圧迫が軽減されても、痛みやしびれが長期間続くことがあります。

【椎間板の変性による腰椎の不安定性】

ヘルニアを経験した人は、椎間板が損傷し、腰椎の安定性が低下します。

腰椎が不安定になると、腰椎の動きが制御できず、神経根が刺激されやすくなるため、坐骨神経痛が再発しやすいです。

 

6.2. 脊柱管狭窄症による影響

【腰部の神経圧迫が継続しやすい】

脊柱管狭窄症は、加齢や椎間板の変性によって脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される疾患です。

神経が圧迫されると、血流が低下し、神経の回復が遅くなります。

特に歩行時に悪化しやすい(間欠性跛行)ため、坐骨神経痛の症状が継続しやすいです。

【慢性的な神経障害が残りやすい】

脊柱管狭窄症では、長期間にわたる神経圧迫が続くため、神経の損傷が不可逆的になりやすいです。

その結果、圧迫が軽減しても、神経の機能が完全に回復せず、慢性的な坐骨神経痛が残る可能性があります。

二次的な筋肉の影響】

脊柱管狭窄症の人は、痛みを避けるために特定の動作を避けます(前屈姿勢を取るなど)。

その結果、筋肉のバランスが崩れ、骨盤や股関節周囲の筋肉が硬直し、坐骨神経を圧迫しやすくなります(梨状筋症候群など)。

 

7.ライフスタイル

運動不足

日常的に運動不足だと、筋力低下や柔軟性の低下により坐骨神経痛が発生しやすくなります。

適度な運動が腰痛や坐骨神経痛の予防に役立ちます。

 

過剰な運動や誤ったトレーニング

過度の負荷をかける運動や不適切なフォームのトレーニングは、坐骨神経を傷つける可能性があります。

 

8.特定の疾患や解剖学的な特徴

梨状筋症候群

坐骨神経が梨状筋によって圧迫されることで、坐骨神経痛が引き起こされます。

梨状筋症候群が坐骨神経痛の非椎間板性原因として重要であると言われています。

 

脊椎の解剖学的異常

脊椎分離症やすべり症など、構造的な問題を抱えている人は坐骨神経痛のリスクが高いです。

 

9.ストレスや心理的要因

ストレス過多

ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、坐骨神経痛の原因となることがあります。

 

まとめ

坐骨神経痛になりやすい人の特徴は、職業、体型、ライフスタイル、解剖学的特性、心理的要因など多岐にわたります。予防のためには、正しい姿勢や適度な運動、体重管理、ストレスケアを心がけることが重要です。これらの特徴に当てはまる場合、早期のケアや予防策を取ることでリスクを軽減できます。

L.A.整体・整骨院 高崎院では坐骨神経痛でお悩みの患者様が多く通院しており、通院や生活指導をしっかり頑張っていただくことで長年解決してこなかった症状が改善した実績が多数あります。

上記症状でお悩みの方はぜひご相談ください!

参考文献

(1)MSDマニュアル

(2) Mixter, W. J., & Barr, J. S. (1934). Rupture of the intervertebral disc with involvement of the spinal canal. New England Journal of Medicine, 211(5), 210-215.

 

L.A.整体・整骨院 高崎院で行う施術の流れ

①丁寧な問診と検査

一般的な治療院では、患者様のお話をサラッと聞き、そのままササっと施術に入ってしまう院も少なくないと聞きます。

しかしL.A.整体・整骨院 高崎院では、症状とお悩みに合わせた最善の解決策を見つけるために、施術に入る前にヒヤリングと検査に、しっかりと約30分前後の時間をかけております。

これにより坐骨神経痛による痛みやしびれの原因を見逃すことなく、原因となっている部分に適切にアプローチできるようになるのです!

②ご説明

全てをお任せしていただくことは嬉しいことですが、どんなに素晴らしい治療でも悪化させる要因があれば繰り返してしまう可能性は高くなります。ですのでまずは、ご自分のお体の状態を知っていただきます。理由は「施術家」と「あなた」が一緒に良くしよう!と思えない限り改善の効果は見込めないからです。

③施術

長年の経験と施術の積み重ねによりLA整体・整骨院が作り上げた独自の骨格矯正で、身体の土台となる骨盤や骨格を綺麗な状態に整えます。特に痛みの原因となりやすい骨格や骨盤の状態を整えることで、身体に余計な負担がかかることなく、身体全体の血行なども改善され筋肉も柔らかくなります。これにより元の痛みが取れるだけでなく、痛みが再発しにくいお身体を手に入れることができるのです。

④症状ごとに合わせた電気治療をご提案

来院された際は痛みが強く、筋肉にも炎症を起こっている場合がほとんどです。

LA整体・整骨院 高崎院では、患者様の症状に合わせて使える電気治療器をご用意しております。症状に合わせた適切な電気治療により炎症を抑え、筋肉にも柔軟性を取り戻していきます。これにより筋肉の炎症が抑えられ、痛みが一気に引いていくことが分かると思います!

⑤施術後の変化を確認

LA整体・整骨院の施術では1回でも大きく変化が出ることも珍しくありません。

施術後には、患者様と一緒にれくらい状態が変化しているのかをチェックしていきます。

⑥お身体の状態説明と、今後の治療計画のご提案

一通りの施術が終了しましたら、最後に施術後のお身体の状態変化の具合を踏まえたお身体の状態の説明をさせて頂きます。

さらに今後の施術の見通しや通院計画なども分かりやすくご説明させて頂きます。

 

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