姿勢の悪さには多くの種類があるのってご存知でしたか?|L.A.整体・整骨院 高崎院|交通事故治療・むち打ち・腰痛

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姿勢の悪さには多くの種類があるのってご存知でしたか?

こんにちは!L.A.整体・整骨院 高崎院です。

ふと鏡で自分の立ち姿を見た時に姿勢が悪いと感じたり、誰かから「背中が丸まってるよ。」などと言われた経験はありませんか?

姿勢は日常生活やスポーツパフォーマンス、さらには健康全般に大きな影響を及ぼします。

今回は姿勢についてと、そのバランスを左右する重要な要素である肩の形状や位置や背骨の形状について整骨院・接骨院の施術者から見た視点でそれぞれの原因、対策について説明していきます。

 

姿勢に影響する肩の種類

なで肩 いかり肩 姿勢

なで肩(Sloping Shoulders)

特徴: 肩のラインが下向きに傾斜し、鎖骨が目立つ。

原因: 遺伝的要素、筋力不足、長時間の前屈み姿勢。

姿勢への影響: 肩甲骨が前方に傾き、猫背や巻き肩になりやすい。これにより、首や肩の緊張、頭痛を引き起こすことがある。

対策: 僧帽筋上部と肩甲挙筋の強化、ストレッチで肩甲骨周囲筋の柔軟性向上。

 

 いかり肩(Square Shoulders)

特徴: 肩が上がっており、角ばったように見える。

原因: ストレス、筋肉の緊張、肩甲挙筋や僧帽筋上部の過活動。

姿勢への影響: 首や肩の慢性的な緊張が生じやすく、緊張型頭痛や肩こりの原因となる。

対策: 僧帽筋上部のストレッチ、深呼吸法、リラクゼーション法の実施。

 

巻き肩(Rounded Shoulders)

ストレートネック 猫背 巻き肩

特徴: 肩が前方に巻き込まれ、胸郭が狭くなる。

原因: 長時間のデスクワーク、大胸筋と小胸筋の短縮、背中の筋力低下。

姿勢への影響: 呼吸機能の低下、肩こり、肩関節の可動域制限が生じることが多い。

対策: 胸筋のストレッチ、僧帽筋中部および下部の強化、姿勢矯正エクササイズ。

 

前肩(Protracted Shoulders)

特徴: 肩が前方に突出し、肩甲骨が外側に開いている。

原因: 前鋸筋の過活動、肩甲骨内転筋群の弱化。

姿勢への影響: 上半身が前傾し、首や肩の負担が増加する。

対策: 肩甲骨内転エクササイズ、前鋸筋のストレッチ。

 

下垂肩(Dropped Shoulders)

特徴: 肩が不自然に下がっている。

原因: 僧帽筋上部の弱化、広背筋の過剰な緊張。

姿勢への影響: 首への負担が増加し、肩こりや首の痛みが生じやすい。

対策: 僧帽筋上部の強化、広背筋のストレッチ。

 

猫背の原因と影響

原因

  1. 筋力の低下: 背筋や腹筋の筋力低下により、正しい姿勢を維持することが難しくなります。特に、長時間のデスクワークや運動不足が筋力低下の主な要因とされています。
  2. 生活習慣: 長時間のスマートフォン使用やパソコン作業により、前傾姿勢が習慣化し、猫背を助長します。
  3. 心理的要因: ストレスや自信の欠如が、無意識のうちに前かがみの姿勢を取る原因となることがあります。

影響

  1. 呼吸機能の低下: 胸郭が圧迫され、深い呼吸がしにくくなります。
  2. 肩こりや首の痛み: 頭部が前方に出ることで、首や肩の筋肉に過度な負担がかかります。
  3. 消化機能の低下: 前傾姿勢により内臓が圧迫され、消化不良を引き起こす可能性があります。

 

反り腰の原因と影響

原因

  1. 筋力のアンバランス: 腹筋の弱化や背筋の過緊張、股関節前面の筋肉(大腿直筋・腸腰筋など)の硬さが反り腰の主な原因とされています。
  2. 生活習慣: 高いヒールの靴の常用や長時間の立位姿勢が、骨盤の前傾を促し、反り腰を助長します。
  3. 妊娠や体重増加: お腹の重みにより、バランスを取るために腰を反らせる姿勢を取ることが多くなります。

 

影響

  1. 腰痛: 腰椎に過度な負担がかかり、慢性的な腰痛の原因となります。
  2. 下腹部の突出: 骨盤の前傾により、下腹部が前に突き出て見えることがあります。
  3. 脚の疲労やむくみ: 下肢の血流が悪化し、疲労感やむくみを感じやすくなります。

 

対策

共通の対策

  1. 筋力トレーニング: 腹筋や背筋を強化することで、正しい姿勢の維持がしやすくなります。
  2. ストレッチ: 硬くなった筋肉を柔軟に保つため、定期的なストレッチが効果的です。
  3. 姿勢の意識: 日常生活での姿勢を意識し、正しい姿勢を心がけることが重要です。

猫背の対策

・背筋の強化: 背中の筋肉を鍛えるエクササイズを取り入れる。

・胸のストレッチ: 胸部の筋肉を伸ばすことで、肩が前に出るのを防ぎます。

反り腰の対策

・腹筋の強化: 腹直筋や腹斜筋を鍛えることで、骨盤の前傾を防ぎます。

・股関節前面のストレッチ: 大腿直筋や腸腰筋の柔軟性を高めることで、骨盤の前傾を改善します。

これらの対策を日常生活に取り入れることで、猫背や反り腰の改善が期待できます。継続的な取り組みが重要ですので、無理のない範囲で実践してください。

 

姿勢不良の原因

姿勢不良は、以下のような要因によって引き起こされます。

・筋力のアンバランス: 特定の筋肉が過剰に緊張する一方で、他の筋肉が弱化することで姿勢が崩れる。

・不良な生活習慣: 長時間の座位、スマートフォンの使用、運動不足など。

・心理的要因: ストレスや不安が筋肉の緊張を誘発し、姿勢に影響を与える。

・加齢: 加齢に伴う筋力低下や柔軟性の減少。

・外傷や病気: 脊椎疾患、関節炎、骨粗しょう症などの影響で姿勢不良が生じることがある。

 

姿勢不良が引き起こす影響

姿勢不良は単なる見た目の問題にとどまらず、さまざまな健康問題を引き起こします。

 

身体的影響

・慢性的な痛み: 首、肩、背中、腰の痛みの増加。

・関節への負担: 異常な姿勢が関節に余計な負荷をかけ、変形性関節症や炎症を引き起こす。

・呼吸機能の低下: 胸郭の圧迫による肺活量の減少。

・消化機能への影響: 前屈み姿勢が内臓を圧迫し、消化不良や便秘を誘発することがある。

 

精神的影響

・気分の低下: 姿勢不良は自己評価の低下や抑うつ傾向と関連している。

 

長期的な健康リスク

・代謝の低下: 筋肉活動量の減少が基礎代謝の低下を招き、肥満や生活習慣病のリスクが増加。

・神経障害: 神経への圧迫により、しびれや感覚異常が生じることがある。

 

集中力の低下: 酸素供給の低下により脳への血流が減少し、集中力や作業効率に影響。

 

姿勢改善のための対策

筋力トレーニング

特定の筋肉群を強化することで、姿勢のバランスを改善します。

・僧帽筋中部・下部: ショルダーブレード・スクイーズ、ローイングエクササイズ。

・コアマッスル: プランク、サイドプランク。

・臀部と下肢: スクワット、ランジで骨盤の安定性を向上。

 

ストレッチ

短縮した筋肉を伸ばすことで、姿勢の改善を図ります。

・大胸筋、小胸筋: ドアフレームストレッチ。

・広背筋: ラットストレッチ。

・股関節屈筋群: ヒップフレクサーストレッチ。

 

姿勢意識の改善

デスクや椅子の高さ調整。

長時間の座位作業中でも30分ごとに立ち上がる。

鏡で自分の姿勢を確認する習慣を持つ。

 

 呼吸法とマインドフルネス

腹式呼吸やマインドフルネスは、筋肉の緊張緩和と姿勢意識の向上に役立ちます。

 

マインドフルネスは、現在の瞬間に意識を集中させ、評価や判断をせずに自分の体験をそのまま受け入れる実践法です。

これにより、ストレスの軽減や集中力の向上など、多くの効果が期待できます。以下に、初心者でも取り組みやすいマインドフルネス瞑想の基本的な方法をご紹介します。

1.姿勢を整える

椅子や床に座り、背筋を伸ばします。椅子の場合は、背もたれにもたれず、足裏を床にしっかりとつけます。手は膝や太ももの上に置き、肩の力を抜きます。目は閉じるか、半眼で軽く焦点を定めないようにします。

 

2.呼吸に意識を向ける

自然な呼吸を観察します。息を吸うとき、空気が鼻から入り、肺が膨らむ感覚。息を吐くとき、肺がしぼみ、空気が鼻や口から出ていく感覚。これらを感じながら、呼吸のリズムに意識を集中させます。

 

3.雑念を受け入れ、手放す

瞑想中に思考や感情が浮かんできたら、それを否定せず、「考えが浮かんだ」と気づきます。その後、再び呼吸に意識を戻します。このプロセスを繰り返すことで、注意力と集中力が鍛えられます。

初めは5~10分程度から始め、慣れてきたら徐々に時間を延ばしてみてください。毎日続けることで、効果をより実感しやすくなります。

さらに、マインドフルネスは瞑想だけでなく、日常生活の中でも実践できます。例えば、食事中に食べ物の味や食感に集中する「食べる瞑想」や、歩行中に足裏の感覚や周囲の環境に意識を向ける「歩行瞑想」などがあります。これらを取り入れることで、日常生活の質が向上するでしょう。

 

 

まとめ

肩の形状や筋肉バランスは、姿勢に大きな影響を与えます。姿勢不良は筋肉の不均衡、生活習慣、心理的要因など多岐にわたる要素が関与しています。適切な筋力トレーニング、ストレッチ、姿勢意識の向上が姿勢改善に重要です。日常生活の中で小さな工夫を積み重ねることが、健康的な姿勢維持への第一歩です。

L.A.整体・整骨院 高崎院では姿勢の悪さに悩まれている患者様や、姿勢の悪さから来る腰痛や逆流性食道炎等で困っている患者様に対しての施術や生活指導を行っており、効果を実感していただけています。

 

参考文献

田中ら(2019): 「姿勢が肩関節屈曲動作に及ぼす影響」

 

佐藤(2020): 「坐位姿勢の違いが肩甲上腕関節に与える影響」

 

Yamazaki et al.(2021): 「体幹姿勢が肩甲骨位置と肩峰―上腕骨頭間距離に与える影響」

 

Kim et al.(2022): 「頸部不良姿勢對頸椎之影響:復健運動之應用」

 

L.A.整体・整骨院 高崎院で行う施術の流れ

①丁寧な問診と検査

一般的な治療院では、患者様のお話をサラッと聞き、そのままササっと施術に入ってしまう院も少なくないと聞きます。

しかしL.A.整体・整骨院 高崎院では、症状とお悩みに合わせた最善の解決策を見つけるために、施術に入る前にヒヤリングと検査に、しっかりと約30分前後の時間をかけております。

これにより姿勢の悪化につながっている原因を見逃すことなく、原因となっている部分に適切にアプローチできるようになるのです!

②ご説明

全てをお任せしていただくことは嬉しいことですが、どんなに素晴らしい治療でも悪化させる要因があれば繰り返してしまう可能性は高くなります。ですのでまずは、ご自分のお体の状態を知っていただきます。理由は「施術家」と「あなた」が一緒に良くしよう!と思えない限り改善の効果は見込めないからです。

③施術

長年の経験と施術の積み重ねによりLA整体・整骨院が作り上げた独自の骨格矯正で、身体の土台となる骨盤や骨格を綺麗な状態に整えます。特に痛みの原因となりやすい骨格や骨盤の状態を整えることで、身体に余計な負担がかかることなく、身体全体の血行なども改善され筋肉も柔らかくなります。これにより元の痛みが取れるだけでなく、痛みが再発しにくいお身体を手に入れることができるのです。

④症状ごとに合わせた電気治療をご提案

来院された際は痛みが強く、筋肉にも炎症を起こっている場合がほとんどです。

LA整体・整骨院 高崎院では、患者様の症状に合わせて使える電気治療器をご用意しております。症状に合わせた適切な電気治療により炎症を抑え、筋肉にも柔軟性を取り戻していきます。これにより筋肉の炎症が抑えられ、痛みが一気に引いていくことが分かると思います!

⑤施術後の変化を確認

LA整体・整骨院の施術では1回でも大きく変化が出ることも珍しくありません。

施術後には、患者様と一緒にれくらい状態が変化しているのかをチェックしていきます。

⑥お身体の状態説明と、今後の治療計画のご提案

一通りの施術が終了しましたら、最後に施術後のお身体の状態変化の具合を踏まえたお身体の状態の説明をさせて頂きます。

さらに今後の施術の見通しや通院計画なども分かりやすくご説明させて頂きます。

 

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