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膝の内側が痛くなる原因
このような症状でお困りではありませんか?
・立ち上がる時に膝がつらい
・1ヶ月以上、症状が変わらない
・接骨院・整骨院・整体に通っているが変化がない
・最初の5歩がつらい
・この膝とは、ずっと付き合っていくと諦めている
こんにちは!L.A.整体・整骨院 高崎院です!
膝の内側の痛みは、幅広い年齢層で見られる症状であり、原因はスポーツでの負荷から加齢に伴う変化、さらには炎症性疾患まで多岐にわたります。本記事では、膝の内側の痛みの主な原因と、それに対する対策を詳しく解説します。
半月板損傷
概要
膝の関節には、「半月板(はんげつばん)」というC字型の軟骨があり、膝への衝撃を和らげたり、スムーズな動きをサポートしたりする大切な役割を持っています。しかし、この半月板が傷つくと、膝の痛みや動かしづらさが出てしまいます。これを「半月板損傷(はんげつばんそんしょう)」といいます。
半月板のケガは、スポーツや日常生活の中で膝をひねったときや、加齢によって摩耗したときに起こります。特に、サッカーやバスケットボール、テニスなど、急な方向転換やジャンプをするスポーツをしている人に多く見られます。加齢による半月板のすり減りも、40代以降の人に多い原因のひとつです。
主な原因
- スポーツによる急な動き: サッカーやバスケットボールなどで急激な方向転換やジャンプ動作を行った際に発生しやすい。
- 加齢による変性: 半月板が徐々に摩耗し、日常的な動作でも損傷が起こりやすくなる。
- 長時間の膝の屈曲: しゃがむ作業や長時間の座位姿勢がリスクを高める。
症状
- 膝の内側に鋭い痛み。
- 膝を動かした際の「引っかかり感」やクリック音。
- 腫れや可動域の制限。
内側側副靱帯損傷(MCL)
概要
膝の内側には「内側側副靭帯(MCL)」という靭帯があり、膝の安定性を保つ大切な役割を担っています。この靭帯が傷つくと、膝の内側に痛みが出たり、膝がグラグラしたりすることがあります。MCLのケガは、特にサッカーやラグビー、スキーなどのスポーツでよく見られます。
MCL損傷は、膝の外側から強く押されたり、膝をひねったりしたときに起こります。軽いものでは「靭帯が少し伸びる」程度ですが、重いものでは「靭帯が部分的、または完全に切れる」こともあります。症状としては、膝の内側の痛み、腫れ、動かしにくさなどがあり、歩くと不安定に感じることもあります。
主な原因
- サッカーやラグビーなどの接触スポーツ。
- 外側からの強い衝撃や膝のひねり動作。
症状
- 膝内側の鋭い痛み。
- 膝の不安定感、歩行時のぐらつき。
- 内側の腫れや圧痛。
鵞足炎(Pes Anserinus Bursitis)
概要
鵞足炎は、膝の内側の少し下あたりにある腱が炎症を起こして痛みが出る症状です。特に、ランニングやサッカー、バスケットボールなどのスポーツをしている人や、長時間歩く人に多く見られます。
主な原因
- ランニングや長時間の歩行。
- 太ももの筋力不足や過緊張。
- 膝のアライメントの異常(O脚やX脚)。
症状
- 膝の内側下部の鈍い痛みや圧痛。
- 階段の昇降や起立時に痛みが増強。
- 腫れや熱感を伴うこともある。
変形性膝関節症(膝OA)
概要
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が摩耗し、炎症や関節の変形を引き起こす疾患です。特に中高年に多くみられます。
主な原因
- 加齢や過体重。
- 長期間にわたる膝への負荷。
- 軟骨の変性。
症状
- 膝内側の慢性的な痛み。
- 朝のこわばりや膝の動きの制限。
- 関節の変形やクリック音(クレピタス)。
オスグッド・シュラッター病
概要
オスグッド・シュラッター病は、成長期(10〜15歳)のスポーツをする子どもに多く見られる膝の障害です。特にサッカー、バスケットボール、陸上競技など、ジャンプや走る動作が多い競技で発症しやすく、男子に多い傾向があります。
膝のお皿(膝蓋骨)の下にある**脛骨粗面(すねの骨の上部)**に、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が繰り返し引っ張ることで炎症が起こり、痛みや腫れを引き起こします。膝の前側、特に膝下の骨がポコッと出るのが特徴で、押すと痛みを感じたり、運動時に痛みが強くなったりします。
主な原因
- 成長期の骨の急激な成長。
- 膝蓋腱への過剰な負荷。
症状
- 膝の内側下部の圧痛。
- 膝を曲げたり伸ばしたりする際の痛み。
- 膝下部の腫れ。
このように、膝の痛みであっても原因は多岐にわたります。
どの疾患でも痛みが出る前に予防をしていくことと、症状が出てしまったあとの対策が重要になります。
予防と対策
正しい姿勢を意識する
膝の健康を保つためには、正しい姿勢が非常に重要です。悪い姿勢や動作が続くと、膝関節に不均等な負荷がかかり、痛みを引き起こす可能性があります。
特に、立ち方・座り方・歩き方の3つを見直すことで、膝への負担を軽減できます。
- 立ち方
- 膝をロックせず、軽く曲げる。
- 体重を均等に分散し、片足に偏らないようにする。
- 骨盤をまっすぐに保ち、背筋を伸ばす。
- 座り方
- 膝が90度に曲がる高さの椅子に座る。
- 背もたれに軽くもたれ、骨盤を立てるよう意識。
- 長時間座る場合はこまめに動く。
- 歩き方
- かかとから着地し、つま先で蹴り出す。
- 膝を伸ばしすぎず、適度に屈曲させる。
- 猫背にならず、目線を前に向けて歩く。
これらを意識することで、膝の負担を減らし、痛みの予防につながります。
筋力トレーニングで膝をサポート
膝周りの筋力を鍛えることで、関節を安定させ、痛みを予防することができます。特に以下の筋肉を重点的に強化しましょう。
重要な筋肉
- 大腿四頭筋(太ももの前面): 膝を伸ばす動作をサポート。
- ハムストリングス(太ももの裏): 膝を曲げる動きをサポート。
- 中臀筋(お尻の横): 骨盤を安定させ、膝のアライメントを整える。
おすすめのエクササイズ
- スクワット
- 足を肩幅に開き、膝を軽く曲げる動作を繰り返します。
- 背中をまっすぐに保ち、膝がつま先より前に出ないように注意。
- ヒップブリッジ
- 仰向けに寝て、膝を曲げ、腰をゆっくり持ち上げる。
- お尻と太ももをしっかり引き締めるように意識。
- レッグレイズ
- 仰向けに寝て片脚をまっすぐ上げ下げする。
ストレッチで柔軟性を向上
膝周りの筋肉や腱が硬くなると、関節に余分な負担がかかります。定期的なストレッチで柔軟性を向上させましょう。
おすすめのストレッチ
- ハムストリングスストレッチ
- 床に座り、片足を前に伸ばし、つま先に向かって手を伸ばします。
- 太ももの裏が伸びているのを感じながら20~30秒キープ。
- 大腿四頭筋ストレッチ
- 片手で壁を支え、もう片方の手で足首を持ち、かかとをお尻に近づけます。
- 太ももの前側が伸びるのを感じながら20~30秒保持。
- ふくらはぎストレッチ
- 壁に手をつき、片脚を後ろに引いてかかとを床に押し付ける。
体重管理で膝への負担を軽減
体重が増えると、膝関節にかかる負荷が増大し、痛みの原因になります。適切な体重を維持することは、膝の健康を保つために非常に重要です。
具体的な方法
- 栄養バランスの取れた食事を心がける。
- ウォーキングやスイミングなどの有酸素運動を定期的に行う。
- 食事日記をつけるなどして食習慣を見直す。
日常生活での負担を減らす工夫
膝の負担を軽減するために、日常生活で以下のポイントを意識しましょう。
階段の利用を工夫
- 膝の痛みがあるときはエレベーターやエスカレーターを利用する。
- 階段を使う場合は、片足ずつ慎重に上り下りする。
適切な靴を選ぶ
- クッション性が高く、足のアーチをサポートする靴を選ぶ。
- ヒールの高い靴や硬い靴底は避ける。
長時間同じ姿勢を避ける
- 座り仕事が多い場合、1時間ごとに立ち上がってストレッチを行う。
- 長時間立ちっぱなしの場合、定期的に足を動かして血流を促進。
サポーターやインソールを活用
膝サポーターやインソールは、関節を安定させ、痛みを軽減する効果があります。スポーツ時や膝に負担がかかる作業の際に利用することをおすすめします。
サポーターの選び方
- 動きをサポートする軽量タイプや、固定力の強いタイプを用途に応じて選ぶ。
- フィット感があり、ずれにくいものを選ぶ。
インソールの活用
- アーチサポート付きのインソールは、足のアライメントを整え、膝への負担を軽減します。
早めのケアを心がける
膝の痛みを感じたら、放置せず早めにケアを行うことが重要です。症状が悪化する前に対処することで、重篤化を防ぐことができます。
痛みがある場合の対処法
- アイシング: 痛みや炎症がある場合、15分程度膝を冷やします。
- 安静: 痛みが強い場合は無理に動かさず、膝を安静に保つ。
- 専門医の診察: 痛みが続く場合や症状が悪化する場合は、整形外科やスポーツクリニックを受診しましょう。
スポーツや運動時の注意
スポーツや運動は膝の健康を維持するのに役立ちますが、無理をすると逆に痛みの原因になります。適切な負荷で行うことが大切です。
運動前後のケア
- ウォーミングアップ: 運動前に膝周りの筋肉を軽く動かして温める。
- クールダウン: 運動後にはストレッチを行い、筋肉の緊張を和らげる。
適切な運動の選択
- 膝への負担が少ない運動(ウォーキング、スイミング、サイクリング)を選ぶ。
- 無理のない範囲で行い、疲労を感じたら休む。
- まとめ
膝の内側の痛みは、半月板損傷、内側側副靭帯損傷、鵞足炎、変形性膝関節症、オスグット・
シュラッター病などが主な原因です。特に、運動の負荷、筋力不足、加齢、姿勢の乱れが影響しやすく、放置すると慢性的な痛みにつながることがあります。
予防のためには、ストレッチや筋力トレーニングで膝周りの筋肉を強化し、柔軟性を維持することが重要です。また、正しい歩行や姿勢を意識し、適切な靴やインソールを選ぶことも負担軽減につながります。さらに、体重管理を行うことで膝への負荷を減らし、関節の健康を守ることができます。
痛みが続く場合や、膝の腫れ・違和感がある場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。日々のケアを習慣化し、膝を守ることで、快適な生活を維持しましょう!
膝の内側の痛みの原因は、外傷や炎症、加齢による変化など多岐にわたります。早期の診断と適切な治療、さらには日常生活での予防策を取り入れることで、痛みの軽減と再発防止が可能です。本記事で紹介した日本の研究や知見を参考に、自分の状態に適した対応を検討してください。
参考文献
「膝内側の痛みの特性」. 日本理学療法学術大会抄録集.https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2016/0/2016_0251/_article/-char/ja
「内側側副靭帯損傷のリハビリテーション」. 日本スポーツ整形外科学会誌.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspc/27/1/27_19-0018/_html/-char/ja
「内側型変形性膝関節症に合併した鵞足炎の発生機序」https://www.jstage.jst.go.jp/article/thpt/27/0/27_0_100/_article/-char/ja/?utm_source=chatgpt.com
「変形性膝関節症と運動療法」https://www.jstage.jst.go.jp/article/jmj/59/2/59_163/_article/-char/ja
L.A.整体・整骨院 高崎院で行う施術の流れ
①丁寧な問診と検査
一般的な治療院では、患者様のお話をサラッと聞き、そのままササっと施術に入ってしまう院も少なくないと聞きます。
しかしL.A.整体・整骨院 高崎院では、症状とお悩みに合わせた最善の解決策を見つけるために、施術に入る前にヒヤリングと検査に、しっかりと約30分前後の時間をかけております。
これにより坐骨神経痛による痛みやしびれの原因を見逃すことなく、原因となっている部分に適切にアプローチできるようになるのです!
②ご説明
全てをお任せしていただくことは嬉しいことですが、どんなに素晴らしい治療でも悪化させる要因があれば繰り返してしまう可能性は高くなります。ですのでまずは、ご自分のお体の状態を知っていただきます。理由は「施術家」と「あなた」が一緒に良くしよう!と思えない限り改善の効果は見込めないからです。
③施術
長年の経験と施術の積み重ねによりLA整体・整骨院が作り上げた独自の骨格矯正で、身体の土台となる骨盤や骨格を綺麗な状態に整えます。特に痛みの原因となりやすい骨格や骨盤の状態を整えることで、身体に余計な負担がかかることなく、身体全体の血行なども改善され筋肉も柔らかくなります。これにより元の痛みが取れるだけでなく、痛みが再発しにくいお身体を手に入れることができるのです。
④症状ごとに合わせた電気治療をご提案
来院された際は痛みが強く、筋肉にも炎症を起こっている場合がほとんどです。
LA整体・整骨院 高崎院では、患者様の症状に合わせて使える電気治療器をご用意しております。症状に合わせた適切な電気治療により炎症を抑え、筋肉にも柔軟性を取り戻していきます。これにより筋肉の炎症が抑えられ、痛みが一気に引いていくことが分かると思います!
⑤施術後の変化を確認
LA整体・整骨院の施術では1回でも大きく変化が出ることも珍しくありません。
施術後には、患者様と一緒にどれくらい状態が変化しているのかをチェックしていきます。
⑥お身体の状態説明と、今後の治療計画のご提案
一通りの施術が終了しましたら、最後に施術後のお身体の状態変化の具合を踏まえたお身体の状態の説明をさせて頂きます。
さらに今後の施術の見通しや通院計画なども分かりやすくご説明させて頂きます。
L.A. 整骨院 整体院
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