STAFF BLOG スタッフブログ
整体・整骨院で姿勢改善!姿勢の悪いと歩行に影響する?!
このような症状でお困りではありませんか?
・15分以上あるくと腰や足が辛くなる
・正しい歩き方が分からない
・正しい姿勢が分からない
・整骨院や接骨院で姿勢矯正してもらいたい
・いつまでも元気に歩きたい
こんにちは!L.A.整体・整骨院 高崎院です。
歩いていてバランスを崩しそうになったり、不安定だなと感じた経験はありませんか?
その原因は姿勢にあるかもしれません。
姿勢と歩行は密接に関連しており、姿勢の違いが歩行動作や筋活動に大きな影響を及ぼします。以下に、具体的な姿勢のタイプとそれが歩行に与える影響について、関連する研究を交えながら詳しく説明します。
他にも姿勢について書いている記事がありますのでこちらも併せて読んでいただけると嬉しいです。
姿勢のタイプとその特徴
骨盤直立姿勢(ニュートラルポジション、NU):骨盤が中間位にあり、脊柱の自然なカーブが保たれた姿勢。
骨盤前傾姿勢(ロードーシス、LO):骨盤が前方に傾斜し、腰椎の前弯が強調された姿勢。
スウェイバック姿勢(SW):骨盤が後方に移動し、胸椎が後弯、腰椎が平坦化した姿勢。
歩行動作の詳細
歩行は、左右の足が交互に地面に接地し、身体を前方へ移動させる一連の動作であり、これを「歩行周期」と呼びます。歩行周期は、主に「立脚期」と「遊脚期」の2つのフェーズに分けられ、それぞれがさらに細かいフェーズに分類されます。
立脚期(りっきゃくき)
立脚期は、足が地面に接地している期間で、歩行周期の約60%を占めます。
この期間はさらに以下のフェーズに分けられます
初期接地(ヒールストライク):かかとが地面に最初に接触する瞬間。
荷重応答期(フットフラット):足全体が地面に接地し、体重を支え始める時期。
立脚中期(ミッドスタンス):体重が支持脚の真上に移動し、片脚で体を支える時期。
立脚終期(ヒールオフ):かかとが地面から離れ、つま先で地面を押し始める時期。
前遊脚期(トウオフ):つま先が地面から離れる瞬間。
遊脚期(ゆうきゃくき)
遊脚期は、足が地面から離れ、次の一歩を踏み出すために前方へ振り出される期間で、歩行周期の約40%を占めます。
この期間は以下のフェーズに分けられます:
遊脚初期(アーリースウィング):足が地面から離れ、前方へ振り出し始める時期。
遊脚中期(ミッドスウィング):足が振り出され、支持脚の横を通過する時期。
遊脚終期(レイトスウィング):足が前方に振り出され、再び地面に接地する準備をする時期。
これらのフェーズを理解することで、歩行のメカニズムや各フェーズでの関節や筋肉の動きを詳細に分析することが可能となります。
姿勢が歩行に与える影響
立命館大学の研究では、これらの異なる姿勢が歩行時の関節角度や筋活動にどのような影響を及ぼすかを検討しています。
具体的には、骨盤直立姿勢(NU)を基準として、骨盤前傾姿勢(LO)およびスウェイバック姿勢(SW)と比較した結果、以下のことが明らかになりました。
骨盤前傾姿勢(LO):歩行中、遊脚終期から立脚初期にかけて骨盤の回旋角度が増加し、重心が前方に移動する傾向が見られました。これにより、歩行時の安定性に影響を及ぼす可能性があります。
スウェイバック姿勢(SW):立脚初期において、骨盤の側方傾斜、股関節および膝関節の屈曲、足関節の背屈角度が増加し、重心位置が低下することが確認されました。これらの変化は、歩行時の荷重応答や骨盤の動揺に影響を与えると考えられます。
さらに、別の研究では、スウェイバック姿勢(SW)では表層筋(腹直筋、縫工筋、大腿直筋)の活動が増加し、深層筋(内腹斜筋、腸腰筋)の活動が低下することが報告されています。これにより、腰部や骨盤に過度なストレスがかかり、腰痛のリスクが高まる可能性があります。
骨盤前傾姿勢(LO)の対策
骨盤前傾姿勢(LO)はいわゆる反り腰と呼ばれる状態です。
この姿勢を改善するには以下のものが有効です。
股関節ストレッチ: 股関節の柔軟性を高めることで、骨盤の前傾を改善します。
体幹トレーニング: 体幹の筋力を強化することで、骨盤の安定性が向上し、前傾の改善に役立ちます。プランクやブリッジなどのエクササイズがおすすめです。
日常生活での姿勢の見直し
・正しい座り方: 椅子に座る際は、骨盤を立て、背筋を伸ばすことを意識しましょう。背もたれに深く腰掛け、足裏を床にしっかりつけることで、自然なS字カーブを保つことができます。
・正しい立ち方: 立っているときは、顎を引き、肩の力を抜き、お腹を引っ込め、お尻を締めることで、背骨のS字カーブを維持できます。重心がくるぶしの前あたりにくるよう意識しましょう。
筋力強化
・大臀筋の強化: お尻の筋肉である大臀筋を鍛えることで、骨盤の前傾を防ぐことができます。スクワットやヒップリフトなどのエクササイズが効果的です。
・腹筋の強化: 腹直筋や腹斜筋を鍛えることで、骨盤の前傾を抑制できます。クランチやレッグレイズなどのエクササイズがおすすめです。
これらの方法を継続的に実践することで、骨盤の前傾を改善し、姿勢の向上につながります。
骨盤後傾姿勢(SW)の対策
骨盤後傾姿勢(SW)とはいわゆる猫背の状態です。
姿勢が悪いと聞いて真っ先に思い浮かぶのはこの姿勢ではないでしょうか?
この姿勢を改善するには以下のものが有効です。
ストレッチとエクササイズ
ハムストリングスのストレッチ: 太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)の柔軟性を高めることで、骨盤の後傾を改善できます。床に座り、片足を前に伸ばし、もう一方の足は膝を曲げて内側に置きます。背筋を伸ばし、骨盤を立てた状態で、前に伸ばした足のつま先に向かって上体を前傾させます。この姿勢を30秒から60秒間キープし、左右交互に行いましょう。
骨盤の前傾・後傾運動: 仰向けに寝て、膝を立てます。お腹を天井に持ち上げるように背中を反らし、骨盤を前傾させ、その後、頭を持ち上げてお腹をのぞき込むようにして骨盤を後傾させます。この動きを2~3回繰り返すことで、骨盤の可動域を広げ、正しい位置に整える効果があります。
正しい姿勢の意識
座位での姿勢調整: 椅子に座る際、骨盤が後ろに倒れないように意識しましょう。背筋を伸ばし、耳、肩、大転子が一直線になるように座ることで、骨盤の後傾を防ぐことができます。
日常生活での工夫
脚を組む癖の見直し: 脚を組むと骨盤が後傾しやすくなります。この習慣を避けることで、骨盤の正しい位置を保ちやすくなります。
これらの方法を日常生活に取り入れることで、骨盤の後傾を改善し、姿勢の向上や関連する不調の予防につながります。無理のない範囲で継続的に実践することが大切です。
姿勢改善の重要性
適切な姿勢を維持することが、効率的で安定した歩行を実現し、腰痛などの障害を予防する上で重要であると考えられます。特に、骨盤の位置や脊柱のカーブを適切に保つことで、歩行時の筋活動や関節の動きを最適化し、身体への負担を軽減することが可能です。
以上のように、姿勢と歩行の関係性は深く、日常生活やスポーツ、リハビリテーションにおいて、姿勢の評価と改善が重要な役割を果たします。
適切な姿勢を意識し、必要に応じて専門家の指導を受けることで、歩行の質を向上させ、関連する障害の予防につなげることができます。
参考文献
L.A.整体・整骨院 高崎院で行う施術の流れ
①丁寧な問診と検査
一般的な治療院では、患者様のお話をサラッと聞き、そのままササっと施術に入ってしまう院も少なくないと聞きます。
しかしL.A.整体・整骨院 高崎院では、症状とお悩みに合わせた最善の解決策を見つけるために、施術に入る前にヒヤリングと検査に、しっかりと約30分前後の時間をかけております。
これにより姿勢の悪さの原因を見逃すことなく、原因となっている部分に適切にアプローチできるようになるのです!
②ご説明
全てをお任せしていただくことは嬉しいことですが、どんなに素晴らしい治療でも悪化させる要因があれば繰り返してしまう可能性は高くなります。ですのでまずは、ご自分のお体の状態を知っていただきます。理由は「施術家」と「あなた」が一緒に良くしよう!と思えない限り改善の効果は見込めないからです。
③施術
長年の経験と施術の積み重ねによりLA整体・整骨院が作り上げた独自の骨格矯正で、身体の土台となる骨盤や骨格を綺麗な状態に整えます。特に痛みの原因となりやすい骨格や骨盤の状態を整えることで、身体に余計な負担がかかることなく、身体全体の血行なども改善され筋肉も柔らかくなります。これにより元の痛みが取れるだけでなく、痛みが再発しにくいお身体を手に入れることができるのです。
④症状ごとに合わせた電気治療をご提案
来院された際は痛みが強く、筋肉にも炎症を起こっている場合がほとんどです。
LA整体・整骨院 高崎院では、患者様の症状に合わせて使える電気治療器をご用意しております。症状に合わせた適切な電気治療により炎症を抑え、筋肉にも柔軟性を取り戻していきます。これにより筋肉の炎症が抑えられ、痛みが一気に引いていくことが分かると思います!
⑤施術後の変化を確認
LA整体・整骨院の施術では1回でも大きく変化が出ることも珍しくありません。
施術後には、患者様と一緒にどれくらい状態が変化しているのかをチェックしていきます。
⑥お身体の状態説明と、今後の治療計画のご提案
一通りの施術が終了しましたら、最後に施術後のお身体の状態変化の具合を踏まえたお身体の状態の説明をさせて頂きます。
さらに今後の施術の見通しや通院計画なども分かりやすくご説明させて頂きます。
L.A. 整骨院 整体院
高崎院:〒370-0073 高崎市緑町1-2-5 Tel:027-370-4976
メディカルジム:高崎院併設
『ホームページを見た』『ブログを見た』とお電話ください。
またトップページよりLINEからもご予約いただけます