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筋肉が固くなるのはなぜ?

肩こり 女性
筋肉が固くなる原因とは?知っておきたい10のポイント
こんにちは!L.A.整体・整骨院です。
今回は「筋肉が固くなる原因」についてお話しします。 「なんだか最近、体が硬い…」「肩こりや腰痛がひどい…」そんなお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
実は、筋肉の硬さにはいくつかの原因があり、ちょっとした生活習慣の改善で柔らかく保つことができるんです! 今回は、科学的な研究を交えながら、筋肉が固くなる原因とその対策を10のポイントで解説します。
1筋肉の収縮が硬さを生む
筋肉は「アクチン」と「ミオシン」というタンパク質が結びついて収縮することで動いています。この結びつきが増えると、筋肉は硬くなります。 特に運動後、筋肉が収縮しっぱなしになっていると、筋肉が緊張したままになり、硬さを感じることがあります。
2運動不足が筋肉を固くする
運動不足になると、筋肉を使う機会が減り、血流が低下して酸素や栄養が十分に供給されなくなるため、筋肉がこわばりやすくなります。また、動かさない筋肉は柔軟性を失い、筋繊維が収縮しやすくなることで、硬直や関節の可動域の低下を招きます。
3逆に運動のしすぎもNG?
過度な運動は筋肉に負担をかけ、筋繊維の損傷や疲労物質の蓄積を引き起こします。特に、休息やストレッチを十分に取らずに運動を続けると、筋肉が修復される前に再び負荷がかかり、硬直しやすくなります。
また、運動による微細な炎症が慢性化すると、血流が悪化し、筋肉がこわばりやすくなることもあります。これにより、可動域の制限やケガのリスクが高まる可能性があります。
4加齢による筋肉の硬化
加齢に伴い、筋肉の水分量や弾力性が低下し、筋繊維が硬くなりやすくなります。また、筋肉量の減少(サルコペニア)や血流の低下により、筋肉がこわばりやすくなり、柔軟性が失われます
5ストレスが筋肉を緊張させる
ストレスを感じると、体は自律神経のうち交感神経が優位になります。これにより、筋肉が戦闘態勢に入り、無意識に収縮しやすくなります。特に首や肩、背中の筋肉が緊張しやすく、肩こりや頭痛の原因になります。
また、ストレスが続くとコルチゾール(ストレスホルモン)が増加し、血流が悪化します。その結果、筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、疲労物質が蓄積しやすくなります。これが筋肉のこわばりや慢性的な痛みを引き起こします。リラックスする時間を作り、ストレスを軽減することが筋肉の緊張を防ぐ鍵となります。
6 睡眠不足が筋肉の回復を妨げる
睡眠は、筋肉の修復や成長に重要な役割を果たします。特に深い睡眠中には、成長ホルモンが分泌され、筋繊維の修復や再生が促進されます。しかし、睡眠不足になるとこのホルモンの分泌が減少し、筋肉の回復が遅れ、疲労や炎症が蓄積しやすくなります。
また、睡眠不足はストレスホルモン(コルチゾール)を増加させ、筋分解を促進するため、筋肉量の減少にもつながります。さらに、血流の低下により、酸素や栄養が筋肉に届きにくくなり、柔軟性も低下します。筋肉を健康に保つためには、質の良い睡眠を確保することが不可欠です。
7水分不足も筋肉を硬くする
水分は筋肉の柔軟性や機能を維持するために不可欠です。筋肉の約75%は水分で構成されており、不足すると筋繊維が収縮しやすくなり、こわばりやすくなります。また、体内の水分が減少すると、血流が悪化し、筋肉に十分な酸素や栄養が行き届かなくなるため、疲労物質が蓄積しやすくなります。その結果、筋肉が硬直し、肩こりや腰痛、足のつりなどの原因になります。
さらに、水分は筋肉や関節をスムーズに動かす潤滑剤の役割も果たします。水分不足によって滑らかな動きができなくなると、関節や腱に過剰な負担がかかり、炎症やケガのリスクも高まります。筋肉の柔軟性を維持し、硬直を防ぐためには、こまめな水分補給が重要です。
8栄養不足が筋肉の硬化を招く
筋肉の柔軟性を保つには、適切な栄養が不可欠です。たんぱく質が不足すると、筋肉の修復や合成がうまく行われず、硬くなりやすくなります。また、ビタミンB群やマグネシウムが不足すると、筋肉の代謝や神経伝達が低下し、こわばりやすくなります。さらに、**水分やミネラル(カリウム・カルシウム)**が不足すると、筋肉の収縮と弛緩のバランスが崩れ、硬直しやすくなります。栄養不足は筋肉の柔軟性を損ない、コリや痛みの原因となるのです
9気温の低下も筋肉を固くする
気温が下がると、筋肉が収縮しやすくなり、血流も低下します。寒さを感じると、体は熱を逃がさないように無意識に筋肉を緊張させるため、筋肉がこわばりやすくなります。特に首や肩、背中などの筋肉は寒さの影響を受けやすく、肩こりや腰痛が悪化しやすい傾向があります。
また、気温が低いと血管が収縮し、筋肉への酸素や栄養の供給が減少します。これにより、筋肉の柔軟性が失われ、関節の可動域も狭くなります。その結果、動きがぎこちなくなり、ケガのリスクも高まります。冬場は特に、筋肉のこわばりが原因でぎっくり腰や筋肉の炎症を引き起こすこともあります。気温の低下は、筋肉の状態に大きな影響を与える要因のひとつです。
10姿勢の悪さが筋肉のバランスを崩す
悪い姿勢が続くと、一部の筋肉に過剰な負担がかかる一方で、使われなくなる筋肉が出てきます。例えば、猫背では首や背中の上部が緊張し、腹筋や背中の下部が弱くなります。また、反り腰では腰や太ももの前側が固くなり、腹筋やお尻の筋肉が衰えやすくなります。これにより、筋肉のバランスが崩れ、肩こりや腰痛、関節痛の原因となります。
さらに、骨盤のゆがみが生じると、左右の筋肉に偏りが生まれ、姿勢がさらに悪化します。デスクワークやスマホの使用など、日常的な習慣が筋肉のバランスを崩し、慢性的な不調を引き起こすのです。このような状態が続くと、疲れやすくなり、運動のパフォーマンスも低下します
筋肉の固さが身体に与える影響とは?
筋肉の固さは、単なる「こり」や「違和感」だけでなく、身体全体の健康や動きにさまざまな影響を及ぼします。ここでは、筋肉が固くなることによる具体的な影響を詳しく解説します。
血流の悪化により、疲労や冷え、むくみが発生する
筋肉が固くなると、血管が圧迫されて血流が悪化します。その結果、筋肉に必要な酸素や栄養が十分に行き届かず、疲労物質や老廃物が蓄積しやすくなります。この状態が続くと、慢性的な疲労を感じるようになり、肩こりや腰痛の原因にもなります。また、血流が滞ることで体温調節がうまくいかなくなり、手足の冷えやむくみが生じやすくなります。特に女性は冷え性になりやすく、冬場だけでなく一年中悩まされることもあります。
神経が圧迫され、痛みやしびれが生じる
固くなった筋肉が神経を圧迫すると、痛みやしびれ、違和感が発生します。特に首や肩の筋肉がこわばることで後頭部の神経が圧迫され、頭痛を引き起こすことがあります。また、腕や足の神経が圧迫されると、手足のしびれや感覚の鈍化が起こることもあります。さらに、腰の筋肉が固くなると坐骨神経痛のリスクが高まり、歩行時に痛みを感じることがあります。このように、筋肉の固さは神経系にまで影響を及ぼし、日常生活に支障をきたす原因となるのです。
姿勢が悪くなり、関節に負担がかかる
筋肉の柔軟性が低下すると、関節の可動域が狭まり、正しい姿勢を維持することが難しくなります。その結果、猫背や巻き肩になりやすくなり、見た目の印象にも影響を及ぼします。さらに、腰の筋肉が固くなることで反り腰になりやすく、慢性的な腰痛の原因になります。関節の可動域が制限されると、歩行時や階段の上り下りの際に余計な負担がかかり、膝や足首の痛みを引き起こすこともあります。特に、高齢になると関節の負担が蓄積し、変形性関節症などのリスクが高まるため、早めのケアが必要です
運動能力が低下し、ケガのリスクが高まる
筋肉の柔軟性が低下すると、運動時の可動域が狭まり、力を十分に発揮できなくなります。その結果、スポーツパフォーマンスが低下し、動きがスムーズでなくなります。また、柔軟性がない状態で無理に動くと、筋肉や関節に過度な負担がかかり、肉離れや捻挫などのケガをしやすくなります。さらに、運動後の回復が遅れるため、疲労が蓄積しやすくなり、継続的な運動が難しくなることもあります。こうした影響を防ぐためには、日常的にストレッチを行い、筋肉の柔軟性を保つことが重要です。
自律神経が乱れ、ストレスや睡眠の質に悪影響を及ぼす
筋肉が緊張した状態が続くと、自律神経にも影響を及ぼします。特にストレスを感じると交感神経が優位になり、筋肉のこわばりがさらに悪化します。これにより、リラックスすることが難しくなり、ストレスが増加する悪循環に陥ります。また、筋肉が緊張したままだと寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下することもあります。その結果、朝起きても疲れが取れず、日中の集中力やパフォーマンスが低下する原因になります。慢性的な疲労やストレスを感じる場合は、筋肉の緊張をほぐすことが自律神経のバランスを整える鍵となります。
筋肉の固さを和らげる方法
- ストレッチと筋膜リリース
筋肉を柔らかく保つためには、適度なストレッチが効果的です。また、フォームローラーやマッサージボールを使った筋膜リリースも、筋肉のこわばりを解消するのに役立ちます。
- 適度な運動(特に有酸素運動)
ウォーキングや軽いジョギング、ヨガなどの有酸素運動は血流を促進し、筋肉の柔軟性を高めます。無理のない範囲で継続することが大切です。
- 温熱療法(お風呂や温湿布)
筋肉を温めることで血流が改善され、こわばりが和らぎます。特に、40℃前後のお風呂に10〜15分程度浸かると、リラックス効果も期待できます。
- 姿勢の改善とこまめな休憩
長時間同じ姿勢でいることを避け、こまめに体を動かしましょう。デスクワーク中でも、1時間に1回は軽くストレッチをするのがおすすめです。
- 深呼吸やリラクゼーション
ストレスが原因で筋肉が固くなることも多いため、深呼吸や瞑想、マッサージなどでリラックスすることも大切です
まとめ
筋肉の硬さは、さまざまな要因が絡み合って起こります。 でも、ちょっとした生活習慣の見直しで改善できることがたくさんあります!
〇 運動後のストレッチを忘れずに
〇適度な運動と休息のバランスを大切に
〇ストレスを溜めない
〇水分や栄養をしっかり摂る
〇姿勢を整える
まずは、これらを意識して、しなやかで柔らかい筋肉をキープしましょう!
参考論文一覧:
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/keidaironshu/65/6/65_17/_pdf
- shinkyuigaku40_29.pdf
- ChukyoUniversity_0323
- release_20180925_2.pdf
- 22S_Hitomi_Total.pdf
- _pdf
- https://www.ssu.ac.jp/news/press-release20220805/
L.A.整体・整骨院 高崎院で行う施術の流れ
①丁寧な問診と検査
一般的な治療院では、患者様のお話をサラッと聞き、そのままササっと施術に入ってしまう院も少なくないと聞きます。
しかしL.A.整体・整骨院 高崎院では、症状とお悩みに合わせた最善の解決策を見つけるために、施術に入る前にヒヤリングと検査に、しっかりと約30分前後の時間をかけております。
これにより身体のバランスが崩れてしまっている原因を見逃すことなく、原因となっている部分に適切にアプローチできるようになるのです!
②ご説明
全てをお任せしていただくことは嬉しいことですが、どんなに素晴らしい治療でも悪化させる要因があれば繰り返してしまう可能性は高くなります。ですのでまずは、ご自分のお体の状態を知っていただきます。理由は「施術家」と「あなた」が一緒に良くしよう!と思えない限り改善の効果は見込めないからです。
③施術
長年の経験と施術の積み重ねによりLA整体・整骨院が作り上げた独自の骨格矯正で、身体の土台となる骨盤や骨格を綺麗な状態に整えます。特に痛みの原因となりやすい骨格や骨盤の状態を整えることで、身体に余計な負担がかかることなく、身体全体の血行なども改善され筋肉も柔らかくなります。これにより元の痛みが取れるだけでなく、痛みが再発しにくいお身体を手に入れることができるのです。
④症状ごとに合わせた電気治療をご提案
来院された際は痛みが強く、筋肉にも炎症を起こっている場合がほとんどです。
LA整体・整骨院 高崎院では、患者様の症状に合わせて使える電気治療器をご用意しております。症状に合わせた適切な電気治療により炎症を抑え、筋肉にも柔軟性を取り戻していきます。これにより筋肉の炎症が抑えられ、痛みが一気に引いていくことが分かると思います!
⑤施術後の変化を確認
LA整体・整骨院の施術では1回でも大きく変化が出ることも珍しくありません。
施術後には、患者様と一緒にどれくらい状態が変化しているのかをチェックしていきます。
⑥お身体の状態説明と、今後の治療計画のご提案
一通りの施術が終了しましたら、最後に施術後のお身体の状態変化の具合を踏まえたお身体の状態の説明をさせて頂きます。
さらに今後の施術の見通しや通院計画なども分かりやすくご説明させて頂きます。
L.A. 整骨院 整体院
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メディカルジム:高崎院併設
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